チョコザップは、月額2980円(税別)という低価格と、2年半で1782店舗という急速な出店で注目を集め、今や会員数は130万人超を有するまでになっています。
しかし、チョコザップの出店ペースは急激に鈍化しており、「店舗の縮小が始まったのでは?」という声も多いようです。
そこには思わぬ”3つの誤算”が生じてしまったと、社外取締役インタビューで語られました。
チョコザップの急成長に潜む3つの誤算!縮小の理由とは?
かつて破竹の勢いで店舗を拡大してきたチョコザップ。しかし、最近では出店数が急減している。その理由として、以下の3つが挙げられています。
- 設備維持費の高騰
└服装自由のため、繊維くずがランニングマシンに詰まり故障が多発
└靴底の削れによるゴミの増加で、清掃コストが上昇 - 施設メンテナンスの負担増
└無人店舗のため、設備の故障対応に時間とコストがかかる
└エアコン修理費だけで月1億円に達することも - 急拡大による経営負担
└2年半で1800店舗近く展開し、管理体制が追いつかない
※2024年度の出店数は400店舗台へと激減している
世間の評価と口コミは?
チョコザップの経営状況が変化する中、世間では下記のように、さまざまな評価や口コミが飛び交っています。誤算点からうかがえるように、利用者も同じような捉え方をしていたようです。
- 「便利だけど、設備がひどい」
- 「低価格で気軽に通えるのはいいけど、ランニングマシンが故障してばかりで使えない」
- 「エアコンが壊れてて夏場は地獄だった」
- 「無人店舗だから不便」
- 「スタッフがいないからマシンの使い方を聞けない」
- 「トラブルが起きたときに対応が遅い」
- 「それでもコスパは魅力的」
- 「ジム初心者にはちょうどいい」
- 「料金が安いから、多少の不便は我慢できる」
最後に
利用者の増加を見越した新たな挑戦をしてきたチョコザップ。しかし、チョコザップ全体の店舗展開は縮小傾向にあり、今後の戦略が問われる時期に差し掛かっているようです。
これまでの“無駄”を省き、ビジネスモデルを改善できるのか?それとも、さらに縮小していくのか?「何がなくなる?」と不安の声も少なくない中、チョコザップの今後の動向に注目が集まっています。
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